※今よりもテストの点数が上がればいいと「だけ」お考えの方は、申し訳ありませんがご遠慮ください。
公立の小学校におよそ20年勤務してきました。その中で、特別支援学級を希望して数年間担任していたこともあります。
発達障害・不登校・グレーゾーンなど様々な事情で学級に馴染めないお子さんたちとたくさん接してきて、感じたことは、
何で本当は困っているのか、どうなりたいのか・どうしたいのかということを本人やご家族、指導者がはっきりさせずにその場の問題をやり過ごそうとしていることが多いと言うことです。
どこで勉強するのか、学校に何日行ったのか、せめて◯◯点くらいはとってほしい
といったことも、もちろん大事ですが、そこ「だけ」にこだわるのはもったいないのではと思いっています。
今のままではよくないと思うけれど、どうしたらいいか分からない。
という現在地や行き先がはっきりしないけれど、本当の意味でよくなりたいと考えている方のお力になれたら幸せだと考えています。
<私の指導法>
・お子様、ご家庭にあったやり方やペースで進めていきます。
最初は、とてもゆっくりでもいいと思います。いけそうだ!となったら、少し無理をするのもありだと思います。可能な範囲で、お子様のペースに合わせて指導していきます。
・できることを見つけます。
できないことだけでなく、できることを見つけていきます。そして、そのできることを伸ばしたり、次のチャレンジへのきっかけを作ります。
・適切な目標を見つけ、評価のポイントを明確にします。
わかりやすくテストの点数を目標にするときもありますが、努力の過程も評価されると嬉しいお子さんもいると思います。見えずらいその子なりの努力を見つけます。
・お子様、ご両親、家庭教師(私)の3つの立場で取り組むことをはっきりさせます。
状況を改善していくためには、どこか一つに大きな責任を押し付けるのではなく、それぞれに役割があることを共有していきたいです。
・ご両親との面談も重視しています。
子どもには言えないけれど、実は・・・と思っている。という本音もあると思います。よき母、よき父ほど我慢をしていることがあります。お子さんの幸せとご自身の幸せ、両方を叶えるためのお手伝いができれば嬉しいです。